VBMan Controls for Btrieve

概要

94年発売のVBX版,96年のOCX版からご好評をいだたいているBtrieve直結型データ・ベース・コンポーネントです。当バージョン3.40ではWindows7,Pervasive SQL V10対応となりました。当製品はCOMコンポーネントですがWindows-7+Visal Basic 6.0の環境でお使いになりたいというお客様のご要望をいただきマイナーバージョンアップと動作確認を実施いたしました。

Ver3.40の新機能

Version 3.40とVersion 3.30の機能の差分は以下です。

Windows 7〜10 対応。(VB6で動作確認済)
Visual Studio. NET 2010〜2017 対応
Visual Studio. NET 2008 SP1 対応
Visual Studio. NET 2005 SP1 対応
Pervasive PSQL v11〜v13 対応。
Pervasive PSQL summit V10 SP3 対応。
Pervasive.SQL V9.x対応。
ATL version 9.0採用

各バージョンにおける機能について

Version 3.30とVersion 3.20の機能の差分は以下です。

Visual Studio. NET 2005-2010 IDE 対応
Pervasive PSQL v11動作確認済み。
Pervasive.SQL V8セキュアーデータベース対応。
データベースURI対応。
ATL version 7.1採用

Version 3.20とVersion 3.10の機能の差分は以下です。

Visual Studio. NETのWindows Form対応
Visual C#/Visual Basic.NETサンプルコードを追加
8 byte integer 対応
bit型対応
ATL version 7.0採用
USB sentinel版を別途ご用意。
Pervasive.SQL V8-Pervasive PSQL v11対応。
Windows Server 2003,2008対応。

Version 3.10とVersion 3.0Xの機能の差分は以下です。

Pervasive.SQL 2000iのtrue nullableカラムに対応
longvarchar型を含む可変長レコードデータに対応
currency,numericsa,numericsts型データに対応
Windows XP対応

Version 3.0Xで新たに追加になった機能は以下です。

Pervasive PSQL各バージョンに対応。従来のBtrieve 6.15もサポート。
ATLを採用してコンポーネントを軽量化。ランタイムは従来のMFCは依存しない為、ランタイム・バージョン不整合の問題を回避。イントラネットでの配布も簡便。
サーバー・コンポーネントとして利用可能。ASP用サンプルを添付。
ロジックの見直しによるコントロール間のデータ転送の高速化。
DDFキャッシングを実現。複数のデータ・コントロールが同じDDFを参照している場合はDDF情報をメモリ間コピー。コントロール・ロードのパフォーマンスが向上します。
パフォーマンス向上の為にフィールドをIDで指定するメソッドの追加。文字列を参照する従来のメソッドもサポート。
レコードのデータを一括して配列データ交換するメソッドを追加。プログラム・ステップが短縮できてパフォーマンスも向上します。
NCC系のオペレーションをサポート。
yy/mm/dd表記DATE型Btrieveデータについての2000年対応。
データ編集可能な高速グリッド。カラム単位にIMEモード・フォーマット文字列・入力長等を設定可能。
利用可能フィールド数の上限を拡張(512フィールド)。大規模アプリケーションに対応。
従来バージョン(VBX版/OCX32版）からの移行をサポート。移行ツールを添付。
21メソッド,10プロパティ,6イベントを追加。

製品の特徴

煩雑でデバッグの大変なDLL呼び出しによるBtrieve APIをCOMメソッドで置き換えます。生産性が向上します。
ODBCドライバー/JETエンジン等のミドルウェアを経由しないでBtrieveと直接データを交換します。パフォーマンスは圧倒的です。
Visual Basicで問題になるUnicode/Shift JIS変換はVBMan内部で処理。
Visual BasicからBtrieve APIを呼び出した場合の構造体のアライメント問題を回避。煩雑なプログラミングにはなりません。

カスタムコントロール

以下のBtrieve専用データ・バウンド・コントロールが製品に含まれます。

データベース
ボタン
エディット
リストボックス

コンボボックス
拡張リストボックス
拡張コンボボックス
グリッド

水平スクロール

垂直スクロール

チェック・ボックス

オプション・ボタン

ピクチャー

VBMan DDF Builder

当製品にはDDF(Data Dictionary File)定義用にVBMan DDFビルダーが添付されています。

完全な32bitアプリケーション。使用可能なリソースの拡大。
VB用フォーム自動生成機能。
既存のBtrieveデータを移行可能なモードを追加
dbMagicのデータ辞書からDDFを作成可能
Named Index作成機能
フィールド定義の搬入、搬出機能
フィールド定義の印刷、印刷プレビュー機能

Btrieve versions supported

Actian Zen (PSQL v13)
Pervasive PSQL v12
Pervasive PSQL v11
Pervasive PSQL summit V10 sp3
Pervasive.SQL V9.1 sp1/sp2
Pervasive.SQL V8.6 sp1/sp2/sp3
Pervasive.SQL V8
Pervasive.SQL 2000 sp1/sp2b/sp3
Pervasive.SQL version 7.0
Btrieve 7.0
Btrieve 6.15

対応言語

Visual Basic .NET/Visual C#/Visual J#
Visual Basic 6.0J
Access 2010〜2016 (32bit)
Excel 2010〜2016 (32bit)

対応OS

Windows 7〜10
Windows Server 2008〜2016

Note

当製品はマイナーバージョンアップでPervaisve.SQLのセキュアーデータベースに対応したものです。 DbLogIn/DbLogOutメソッドが追加になり、データファイル名の指定にURIを使うことができます。
Windows10 + Actian Zenで動作のスクリーンショットです。

販売価格

1ユーザー開発環境 98,000円(税別)(ランタイムライセンス・フリー）
2010年2月18日 ver 3.40出荷
2005年11月30日 ver 3.30出荷
2002年10月15日 ver 3.20出荷
2002年3月29日 ver 3.10出荷
1998年7月31日ver 3.00出荷
2003年8月21日からUSBセンチネル版を出荷版とさせていただきます。
従来のパラレルセンチネル版をご希望のお客様はシステムラボまでお問い合わせください。
パラレルセンチネル版をご希望の場合、納期が通常版より長くなる場合がございますのであらかじめご了承ください。
旧バージョンからのアップグレードはシステムラボにて賜ります。