VBMan Control for RS-232C ver 4.06
製品の特徴
- シリアル通信をサポートするCOMコンポーネントです。
- バイナリ・データ/Shift-JIS文字列/UniCode文字列の送受信が可能です。
- 当version4.00からVisual Studio.NETををサポートします。Windows FormでCOMコンポーネントとしてご利用いただけます。
- COMコンポーネントをサポートする多くの言語からご利用いただくことが出来ます。
- VS.NETの最新ATLライブラリversion 7(注1)を使って作成された軽量コンポーネントです。サイズは約150K.
- 配布の際サイズやバージョンが問題になっていたMFC(注2)への非依存を実現。
- Win32環境の特徴であるスレッドを使い効率のよい通信が可能。
- 各種XModemプロトコルによるバッグ・グラウンド・ファイル転送をマルチ・スレッドで実現。
- 通信状況をスレッドで管理、イベントとしてアプリケーションに通知。
- 各スレッドの優先順位をプロパティで指定可能。
- 送受信タイム・アウトをプロパティで指定可能。
- 各種ライン状況取得可能なカスタム・メソッド。
- 通信パラメータはプロパティダイアログで簡単に設定。
- 受信イベントのパラメータタイプをString/Variant切替え可能。
- 任意の通信速度を設定可能。
- 10ポートまでの動作実績。
- 通信データを10進/16進表示するデバッグ・トレース・ユーティリティにより開発効率がアップします。
- 16bit/32bit CRC計算用のActiveXコントロールを添付。
- Visual Basic.NET,Visual C#,Visual Basic 6.0,Access,IE,Delphiの各環境でサンプルを添付。
- 製品評価用サンプルマニュアルはこちらです。
- 1994年のVBX版,1996年のOCX版からのシリアル通信コンポーネントのノウハウで作成され多くのお客様のアプリケーションでの動作実績がございます。
- 工場のライン制御での通信部分にも多数採用され信頼と実績がございます。
注1: ActiveX Template Library
注2: Microsoft Foundation Class. mfc42.dllなどの実行時ライブラリ
カスタム・メソッド
メソッド | 概要 |
ClearBreak | break状態の解除 |
CloseComm | 通信ポートのクローズ |
GetCTS | CTS状態取得 |
GetDSR | DSR状態取得 |
GetRLSD | RLSD状態取得 |
GetRing | Ring状態取得 |
OpenComm | 通信ポートのオープン |
RecvBinaryBytes | VBのByte型データへ受信 |
RecvFile | ファイルの受信 |
RecvString | 文字列の受信 |
RecvUnicodeString | Unicode文字列の受信 |
SendBinary | バイナリ・データの送信 |
SendBinaryBytes | VBのByte型データでの送信 |
SendBreak | break状態の設定 |
SendChar | 1文字送信 |
SendFile | ファイルの送信 |
SendString | 文字列の送信 |
SendUniCodeString | Unicode文字列をラインに送信 |
SetDSR | DSRラインを設定 |
SetRTS | RTSラインを設定 |
カスタム・プロパティ
プロパティ | 概要 |
VcAutoOpen | ポートの自動オープン・クローズ |
VcBaudRate | 通信速度の設定 |
VcByteSize | 通信データ・サイズの設定 |
VcCustomBaudRate | 任意通信速度の設定 |
VcDeviceName | 通信ポート指定 |
VcDTREnable | DTRを設定 |
VcFileTransferPriority | ファイル転送スレッドの優先順位指定 |
VcFlowControl | フロー制御指定 |
VcInBufferCount | 受信バッファにあるデータのバイト数 |
VcMode | 通信モード指定 |
VcNullDiscard | ヌル文字処理設定 |
VcNotifyRecvChar | OnCommRecvイベント発生文字数 |
VcNotifyRecvOnly | 受信通知に限定したイベント発生を指定 |
VcParity | パリティビット指定 |
VcParityReplace | パリティエラー時の置換文字 |
VcProgress | ファイル転送の進捗 |
VcProtocol | ファイル転送プロトコルの設定 |
VcRecvEventType | 受信イベントのタイプを切替え |
VcRecvQSize | 受信バッファのサイズ |
VcRecvTimeOut | 受信タイムアウトの設定 |
VcRTSEnable | RTSを設定 |
VcSendQSize | 送信バッファのサイズ |
VcSendTimeOut | 送信タイムアウトの設定 |
VcShowErrorMessage | ファイル転送中のメッセージ表示指定 |
VcStatus | ファイル転送のステータス |
VcStopBits | ストップ・ビット指定 |
VcWatchPriority | 通信イベント監視スレッドの優先度 |
カスタム・イベント
イベント | 概要 |
CommError | 通信エラーを通知 |
CommRecv | 受信を文字列型で通知 |
CommRecvVar | 受信をバリアント型で通知 |
CommSend | 送信完了を通知 |
CommTransferEnd | ファイル転送終了を通知 |
対応言語
以下の言語・開発環境にて動作確認済みです。(メーカーのサポート終了開発言語も記録として残しています)
- Visual Basic.NET
- Visual Basic 6.0J/5.0J
- Visual C#
- Borland Delphi 7.0J/6.0J/5.0J/4.0J/3.xJ
- Borland C++Builder XE3/5.0J/4.0J/3.0J
- Visual C++ 5.0J/6.0J/7.0J/7.1J
- Internet Explorer 4.0J/5.0J/5.5J/6.0J
- Access97〜Access2019
- Excel2000〜Excel2019
対応OS
以下のOSにて動作確認済みです。(Microsoftのサポート終了OSも記録として残しています)
- Windows NT 4.0(sp3以降)
- Windows 2000
- Windows XP SP3
- Windows 2003 Server
- Windows Vista SP1
- Windows 2008 Server
- Windows 7 SP1
- Windows 2008 Server R2
- Windows 8
- Windows 8.1
- Windows 10
Note
- 製品の仕様は予告無く変更になる場合がありますのであらかじめご了承ください。
- Windows10 1803以降でシリアル通信仕様変更がありver 4.06以降で対応しました。
販売価格